平成28年 3月定例会(第2日 3月 2日 一般質問)

○議長(池田滋彦)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、5番 三宅議員の一般質問を許します。
○5番(三宅守人)
 議長のお許しをいただきましたので、通告に従って、質問したいと思います。
 安心して暮らせるまちづくりについて質問させていただきます。
 知立駅連続立体交差事業に伴う駅周辺の影響について、新富地区の地域の皆様から、さまざまな意見が出ておりますので、取り上げたいと思います。知立駅周辺の新富地区ですが、メーン通りから裏に入った当該土地は、大通りから一本中に入った場所に位置しております。周辺は個人住宅ばかりの閑静な住宅と言えます。
 周辺の道路も細く、仮に路上駐車などをされると交通の妨げになるほか、交通事故の危険が相当高まります。近隣には小さな子供のいる家庭も多く、地域住民の皆様からは、安心して暮らせる生活環境保全を強く望んでおります。
 近隣住民の意見で特に強いのが、最近、近隣にハイペースで飲食店ができており、それに伴い、いろいろな問題、悩み事が出てきているということです。
 知立駅高架事業に伴う駅前再開発事業の影響が駅北の新地町に及んでいる現実を認識していただき、地域住民の安心・安全を確保していただきたいです。
 特に、騒音、ごみ、嘔吐物、違法駐車、火のもと、まずは当局の御意見を求めたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(池田滋彦)
 都市整備部長。
○都市整備部長(加藤 達)
 ただいま三宅議員のほうから紹介がありましたとおり、新富1丁目地内におきまして、店舗建設計画によります住環境の変化が危惧されておりまして、建築の付近住民のほうから行政に対しまして安心・安全な環境の確保を求められているところでございます。
 御承知のとおり、この新富1丁目地区は、都市計画法上の商業地域でございまして、昭和39年12月の告示以降、変わらず商業地域として現在に至っているところでございます。
 この用途地域でございますけれども、それぞれの地区におきまして、用途の混在を防ぐことを目的にしております。各地区が担う用途に対しまして、建てられる
 建物とその種類が決められていると、そういった内容でございます。
 この商業地域でございますけれども、商業の業務の利便性の増進、これを図る地域でございまして、一部工場を除きまして全ての種類の建築が可能な地域となっております。こんなことなんですけれども、用途に適合したものに対しては行政が指導することはできませんし、今、三宅議員がおっしゃったように、住環境が大きく変わるという住民の方の気持ちも理解できるというところで、非常に難しい課題、問題だというふうに認識をしております。
 以上でございます。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 地域住民の具体的な要望としては、飲食店舗の建設に伴い、騒音、ごみの問題などが出てくると考えられるため、住宅地周辺での飲食店建設を規制し、個人住民の快適な生活環境保全に努め、豊かなまちづくりを進めてもらいたい。路上駐車、交通事故の事前防止という観点から、住宅地周辺での飲食店建設を規制して安心して暮らせるまちづくりを進めてもらいたい。近隣には山本学園が所在しており、高校生が通学路として利用しております。高校生の通学路の安全確保の観点からも、学校地周辺での飲食店建設を規制し、青少年の健全な育成に貢献できるよう、環境整備に努めてもらいたい。仮に飲食店建設の話があった場合には、事前に近隣住民との話し合いの場を設けてもらいたいと思います。
 このような要望に対して、確認をしていきたいですけど、この要望が出ているのは認識していますでしょうか。
○議長(池田滋彦)
 都市整備部長。
○都市整備部長(加藤 達)
 2月2日に近隣の住民の方から要望書が提出されております。また、某学園のほうからは、陳情書という形で同日で提出をされております。その旨は認識をしております。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 確かに民間同士の内容もあるので、なかなかデリケートな問題と思いますが、行政としては、特に何も対策や話し合いをしないということでは地域の皆さんは納得しません。なぜならば、今回の要望に至るまでのことの発端は、知立駅周辺整備からです。
 ここで明らかにしていただきたいのですが、知立駅周辺事業に伴って移転を余儀なくされた飲食店は何店舗あって、実際にこの地域に移転してきたお店は幾つあるのでしょうか。明快にお答えお願いしたいと思います。
○議長(池田滋彦)
 都市整備部長。
○都市整備部長(加藤 達)
 今年度、平成27年度の状況についてお知らせをいたします。
 今年度は39店舗に移転のお願いをいたしました。そのうち20店舗が市内に移転をされます。市外には10店舗で廃業される方が9店舗ということで、合計39店舗でございます。
 市内移転の20店舗につきまして、栄宝町地区へ12店舗、そして、西新地新富地区へは3店舗、その他の市内で5店舗、そういった状況でございます。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 ということは、駅周辺事業に伴って全く影響はないということではないと思います。その辺の認識はしていただけますでしょうか。
○議長(池田滋彦)
 都市整備部長。
○都市整備部長(加藤 達)
 今、お話しましたとおり、3件の移転先、受け皿となっていただいております。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 それでは、騒音と違法駐車についてですが、先ほどの地域要望にありましたように、飲食店舗の建設に伴い、騒音、ごみの問題などが出てくると考えられるため、住宅周辺での飲食店建設を規制し、個人住宅の快適な生活環境保全に努め、豊かなまちづくりを進めてもらいたい。また、路上駐車、交通事故の事前防止という観点からも、住宅地周辺での飲食店建設を規制し、安心して暮らせるまちづくりを進めてもらいたいわけですが、いかがでしょうか。市民部長、お願いします。
○議長(池田滋彦)
 市民部長。
○市民部長(山口義勝)
 飲食店の騒音、ごみ等の苦情ということでの御質問だろうと思います。現在のところ、駅周辺の再開発に伴いまして、飲食店の騒音、ごみ等の苦情というのが担当のほうには来ておりません。
 ただ、今後そういったようなことがありましたら、まず現場を確認をさせていただいて、しかるべき対応をしていきたいというふうには考えております。
○議長(池田滋彦)
 建設部長。
○建設部長(塚本昭夫)
 飲食店の建設の規制についてということでございます。
 三宅議員御披瀝いただきました騒音、ごみ問題が予想されるためとか、路上駐車、交通事故の未然防止の観点から、飲食店の建設を法的に規制する手段は現在のところ、ないと考えております。
○議長(池田滋彦)
 危機管理局長。
○危機管理局長(高木 勝)
 違法駐車というお話でございましたので、私のほうから、安城署のほうにこういう事情があるということでお話し申し上げましたところ、違法駐車でお困りのようなら通報していただきたいというお話がございました。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 路上駐車に交通の妨げ、交通事故の危険性があります。個人の駐車場への無断もあるとのことです。地域住民の皆さんが警察にお願いしたが、私有地なので何もできないと言われたと、こういうこともあります。騒音の問題もあります。店側のモラルが問われるような内容のものが多数出てきています。このような問題に対して、何か飲食店についてルールづくりのようなものを行政から働きかけてもらうことはできないでしょうか。建設部長、お願いします。
○議長(池田滋彦)
 建設部長。
○建設部長(塚本昭夫)
 道路管理者が管理する土地にかかわる問題については、その内容をしっかりとお聞きする必要があると、そういうふうに考えております。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 次に、防火対策について。防火対策に関しても同様な不安な声が上がっております。防火対策がしっかりされているか不安な店舗が多数あると把握していますでしょうか、危機管理局長。
○議長(池田滋彦)
 危機管理局長。
○危機管理局長(高木 勝)
 知立市では把握してございませんが、広域連合のほうに確認をさせていただきましたところ、もちろんここだけではないというお話ですが、消防設備に不備がある店舗については指導を行っているというお話をいただきました。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 防火地域でとても簡素な建設物が計画された場合、行政から指導していただけるでしょうか、建設部長、ちょっとお聞きしたいですけど。
○議長(池田滋彦)
 建設部長。
○建設部長(塚本昭夫)
 御質問にありましたように、防火地域はその名のごとく、市街地における火災の危険を防除するため都市計画法に定められた区域であります。建築基準法において、区域内における建築物の詳細な規定が示されております。必要に応じて手続を行っていただけるように周知をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 もともと一軒家を飲食店に改装し、防火対策や耐震工事がなされてない店舗も存在すると住民の方々からお聞きしましたが、そのような店舗に関して、行政から指導していただけるでしょうか、危機管理局長。
○議長(池田滋彦)
 危機管理局長。
○危機管理局長(高木 勝)
 先ほど申し上げましたように、衣浦東部広域連合のほうで不適切な消防設備等がありましたら、行政指導を行っていくというお話を聞いております。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 次に、青少年の健全育成のための環境整備についてお聞きしたいと思います。
 近隣には学校もあり、たくさんの未成年が通っております。法人格は専修学校でも、普通の高校生と何ら変わりありません。その子たちの健全育成を手助けし、未来ある子供の環境整備を整えてあげることは大人の責務です。その認識はどうでしょうか、教育長。
○議長(池田滋彦)
 川合教育長。
○教育長(川合基弘)
 小学生、中学生に問わず、全ての青少年が健全な環境の中で育てられるということは、市民として考えていかなければならないし、努力をしなければならないことだとは思います。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 この地域には山本学園が所在しております。高校生が通学路として利用しております。高校生の通学路の安全確保等の観点からも、学校周辺での飲食店建設の規制をし、青少年の健全な育成に貢献できるよう環境整備に努めてもらいたいとの意見があります。副市長、いかがでしょうか。
○議長(池田滋彦)
 清水副市長。
○副市長(清水雅美)
 この件につきましては、先ほど来、るる三宅議員から御指摘いただいておりますけども、当該住民の方から、私、お話を伺ってるという前提で少しお話をさせていただきたいと思いますけども、冒頭、都市整備部長が申し上げましたように、この地区は都市計画法上の用途地域としては商業地域ということで、一定の商業観光が活発に行われる、そういったことを想定した地域であるということが現実的には前提になっております。
 そんな中で、いろんな先ほど来の飲食店の規制のお話もございましたけども、現状の中ではなかなかそれを行政として規制をしていくということは難しいということでございます。このことについては、当該住民の方にも御説明をさせていただきました。
 そういう中ではございますけども、少しこれは御質問にはないんですけども、当該住民の方から私、お話を聞いておりますので、それを前提にしてお話をさせていただいているわけですが、やはり山本学園もその地域にある、そのことで特に夕方の下校時には子供たちのことが大変心配だというお話も伺いました。ただ、そういうことは十分、私どももその御心配については理解をするところでございますが、また、住民の方の御心配も理解をするところでございますが、冒頭申し上げたようなことで、なかなか具体的にそれを規制するということは難しいなということでお話をさせていただきました。
 当該そこに今後お店を提供したいというのか、そういったことを考えておられる業者がおありになるということもお聞きしておりますので、私ども行政も、できましたらそういった事業を展開される相手側の方と住民の皆さんが、そういった現状をお話をしていただいて、全てをゼロにすることはできないのかもしれませんけども、それを事業展開をする上で、そういった近隣の住民の方のそういう思いが伝わって、一定の抑止のためのいろんな手だてがしていただけるだとか、いろんなことについて一度お話し合いをしていただく必要があるんではないかな。その際に、私どもも立ち会いをさせていただく、また、住民の皆様、山本学園のお気持ちも伝えさせていただきたいという旨のことをお話をさせていただいております。
 いずれにいたしましても、現状の中では、非常にそれぞれのお気持ちを考えれば、非常に悩ましい問題だなというふうには正直に思うところでございますが、現状、先ほど申し上げたようなことを住民の皆様にもお話をさせていただいたということで答弁にかえさせていただきたいと思います。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 新富地区の現状について、今回、行政への要望として、駅周辺に位置している新富地区の生活環境の保全、安心して暮らせるまちづくり、青少年の健全育成のための環境整備です。
 仮に飲食店建設の話があった場合には、事前に近隣住民との話し合いの場を設けてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(池田滋彦)
 都市整備部長。
○都市整備部長(加藤 達)
 副市長からも発言がありましたとおり、そういった場が設けられた際には、行政も中立な立場で同席するということでございまして、その後、住民の方から、3月8日にそういった場を設けるという連絡が入りましたので、行政としてもその場に臨みたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 冒頭申し上げましたが、確かに民間同士の内容もあるので、なかなかデリケートな問題と思いますが、行政として特に何もしないのでは、地域の皆さんが納得しません。なぜならば、今回の要望に至るまでの事の発端は、知立駅周辺整備事業からです。
 当然予想されていた問題で、これからますますふえてくる問題です。それに対して行政は、短期的・長期的なビジョンをお伺いしたいです。優秀なディベロッパーの意見はもらっているのか、駅高架事業という大きな変化に対して行政が消極的であるように感じます。このような大きな変化こそ大きなチャンスであり、このチャンスを逃がすと、今後、数十年変えようと思っても大きな変化をさせることができません。行政もまちづくりに積極的な姿勢でかかわるという姿勢で、この事業を進めてもらいたいと思います。最後に、副市長、どうですか。
○議長(池田滋彦)
 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。
 清水副市長。
○副市長(清水雅美)
 現在、御質問お話のとおりといいますか、今、100年に一度のまちづくりということで連立、あるいは駅周辺の整備事業を進めさせていただいております。その中で、今回のことも関連したお話として大変ということでお聞きをして受けとめさせていただきました。具体的な話については、先ほども少し申し上げましたとおりでございまして、なかなか当該地域でのそういった規制というものは非常に難しいなというのが現実の問題だということでございます。
 先日お話をさせていただいた折にも、これは将来のことになりますけども、そういった地域の住民の方が一つの方向でまとまっていただければ、現在進めております駅周辺の土地区画整理事業で行っているような地区計画を定めて、そういった環境整備をするという方法もあるというようなこともお話をさせていただきましたけども、現状の既存の今の状況の中でというのは、なかなか非常に時間のかかるお話ですし、本当になかなか難しいということでございます。
 そういったことで、大変駅周辺の整備事業との関連でいろいろ御指摘をいただいたことに関しては、非常に重く受けとめさせていただいてはおりますけども、なかなか現状として行政として対応させていただけないなという思いでございます。
○議長(池田滋彦)
 5番 三宅議員。
○5番(三宅守人)
 最後になりますけど、市長に、今回の地域住民の意見を把握する中で、どのようなアクションをしていくのか見解をお聞きして、私の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(池田滋彦)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 今回の件につきましては、先ほど担当が申し上げましたように、3月の上旬に市民の皆様方の関係者のお集まりになるそのときに、市としても中立の立場で入らせていただく、そんなふうでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(池田滋彦)
 これで5番 三宅議員の一般質問を終わります。
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